電気電子情報通信工学専攻 廣瀬研究室の鷲見真太郎(博士前期課程2年)さん,瀬部 光 (博士後期課程3年)さんが「LSIとシステムのワークショップ2024 優秀ポスター賞(学生部門)」を、兼本大輔准教授が「LSIとシステムのワークショップ2024 最優秀ポスター賞(一般部門)」を受賞しました。
今後も、IoT・AI社会の発展を支えるべく、半導体集積回路からセンサシステム設計まで幅広い分野の研究を行って参ります。
詳しくは大阪大学のHPをご確認ください。
Hirose Lab., Div. of EEI Eng., Grad. School of Eng., Osaka University
電気電子情報通信工学専攻 廣瀬研究室の鷲見真太郎(博士前期課程2年)さん,瀬部 光 (博士後期課程3年)さんが「LSIとシステムのワークショップ2024 優秀ポスター賞(学生部門)」を、兼本大輔准教授が「LSIとシステムのワークショップ2024 最優秀ポスター賞(一般部門)」を受賞しました。
今後も、IoT・AI社会の発展を支えるべく、半導体集積回路からセンサシステム設計まで幅広い分野の研究を行って参ります。
詳しくは大阪大学のHPをご確認ください。
2024年度の 廣瀬研 新メンバーとして,新M1の松本 拓真さん,新B4の小林 也城さん,瀧本 英智さん,Park JinWooさん,松浦 裕大さん,松本 悠吾さん,本持 翔大さん,藤田 雅幸さん,安田 悠馬さん,徳永 仁彦さんが配属になりました.早期仮配属制度で3年次の秋学期から仮配属していた学生もいましたが,晴れて正式なメンバーです.一緒に研究に遊びに頑張りましょう!
電子情報通信学会 英文論文誌(IEICE Transactions on Electronics) 特集号(アナログ回路と応用技術(Special Section on Analog Circuits and Their Application Technologies))に,博士後期課程の瀬部 光さんと博士前期課程の糸田川 佳克さんの研究論文の採録が決定いたしました.
瀬部さんの研究論文は,熱電発電素子(TEG: Thermoelectric Generator)からの低電圧を昇圧し,回路利用するためのチャージポンプ回路とそのドライバ回路を提案したものです.60mV以下の極めて低い電圧で動作する昇圧回路の設計手法を提案し,LSIチップで動作実証を行った極めて挑戦的な研究論文です.
糸田川さんの研究論文は,アナログ信号処理回路において必須となる参照電圧源回路,特にシリコンのバンドギャップ電圧に基づいた参照差電圧生成回路を提案したものです.また,一定電圧の参照電圧だけでなく,その電圧をプログラマブルに変更できる設計手法を提案いたしました.ナノワットの極めて低い消費電力で動作するプログラマブルな参照差電圧源回路の設計手法を提案し,LSIチップでその動作実証を行いました.
電子情報通信学会はこちら:IEICE
博士前期課程・M1の鷲見さんの研究論文が,応用物理学会英文論文誌JJAP(Japanese Journal of Applied Physics, Special issue on Solid State Device and Materials 2023(SSDM2023))に掲載決定いたしました.極めて低い電圧で動作する基本ゲート回路(NANDゲート)の可能性を追求した論文です.基本アイデアの考察とともにLSIチップでの回路動作実証を達成した意欲的な論文です.
IEEE International Symposium on Circuits and Systems (ISCAS) 2024に,松原君(M1) の論文が採択されました.ISCAS 2024は,2024年5月19日から22日にかけて,Resorts World Convention Centre, Sentosa Island, Singaporeにて開催されます.本会議は,IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers) の 回路とシステムソサイエティ (Circuits and Systems Society) のフラッグシップ会議です. 今回発表する内容は,脳波辞書を活用した圧縮センシングシステムにおける,回路の低消費電力化です.
会議のリンクはこちら:IEEE ISCAS 2024
社会人博士の三井さんの論文が, 応用物理学会 英文論文誌 JJAP(Japanese Journal of Applied Physics, Special issue: Solid State Devices and Materials (SSDM2023))に掲載決定いたしました.圧縮センシングシステムにおける低雑音アンプ設計に関する論文です.脳波計測を対象とした圧縮センシングシステムの特徴を利用した低消費電力かつ低雑音の両立をするアンプを設計し,シミュレーションと実測値を使った検証の結果,有効性を示しました.
博士前期課程2年の水野さんの論文が,応用物理学会 英文論文誌 JJAP(Japanese Journal of Applied Physics, Special issue: Solid-State Devices and Materials(SSDM 2023))に掲載決定いたしました.超低消費電力で動作するIoTデバイス向けの電源回路を提案したものです.回路アーキテクチャの提案のみならず,シミュレーションおよびLSIチップの試作評価を通じて,有効性を示しました.
IEEE 42nd International Conference on Consumer Electronics (ICCE 2024) にて論文発表を行いました.ICCE 2024は2024年1月5日から8日にかけてLas Vegas, Nevada, USAで開催され,廣瀬研から津永さん(1月7日), 宮田さん(1月8日)が発表を行いました.宮田さんは口頭発表を行い,津永さんはポスター発表を行いました.
社会人博士の三井さんの論文が, 応用物理学会 英文論文誌 JJAP(Japanese Journal of Applied Physics, Special issue: Solid State Devices and Materials (SSDM2023))に掲載決定いたしました.省電力でありながら,安定した出力が得られる電源集積回路技術を提案した論文です.低消費電力動作で特定の周波数における電源変動が抑えられる技術を提案し,その技術を活用したLSIチップの実装・評価を通し,有効性を示しました.
論文誌のリンクはこちら:JJAP
論文へのリンクはこちら:doi
博士後期課程の松本 香さんが,2023年10月6日に開催された「IEEE EDS Kansai Chapter 関西コロキアム電子デバイスワークショップ」において,IEEE EDS (Electron Device Society) Kansai Chapterより, IEEE EDS Kansai Chapter MFSK Awardを受賞しました.この賞は,前年度にIEEE主催,共催,協賛国際会議,およびIEEE刊行のデバイス技術関連論文誌に掲載された論文のうち,関西に拠点を置く大学,企業,公的研究機関の研究者が執筆したものの中から,特に興味深い内容の優れた論文を表彰するものです.2022年度に発表した,SSDM/JJAPでの発表論文が高く評価されました.
論文情報: